日本財団 図書館


2. 神戸港外貿コンテナ輸送の現状

(1) 我が国の外貿コンテナ貨物の動き

1] コンテナ貨物取扱量

平成9年(1997年)における全国の外貿コンテナ貨物量は168百万フレートトンで、このうち輸出は79.9百万フレートトン、輸入は88.1百万フレートトンとなっており、輸出入ともに伸び悩みながらも、過去最高を記録した。

近年、輸入の伸びが輸出の伸びを上回っており、平成6年(1994年)には初めて輸入が輸出を上回り、我が国の輸入化が進みつつある。

 

図I-6. 我が国のコンテナ貨物取扱量

(単位:百万フレートトン)

016-1.gif

資料:港湾統計及び運輸省港湾局調べ

2] コンテナ貨物流動量

平成10年(1998年)の我が国の外貿コンテナ貨物流動量のうち輸出入ともにアジアとの流動量が最も多い。アジアヘの輸出入が我が国のコンテナ貨物輸出入総量に占める割合は、54.2%となっており、アジア方面の輸出入が我が国の輸出入総量の半分以上を占めている。

次いで、北米(輸出:13.4%、輸入:10.9%)、欧州(輸出:9.1%、輸入:5.4%)の順に多い。

 

図I-7. 我が国のコンテナ貨物流動量(平成10年)

016-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION