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I. 明石海峡大橋の利用状況

 

1. 明石海峡大橋の概況

 

神戸淡路鳴門自動車道(神戸・鳴門ルート)は舞子から明石海峡を渡り路島を南下し、鳴門海峡を渡り、全長89.0kmのルートである。

当ルートは神戸市西区において山陽自動車道、阪神高速道路北神戸線、神戸市垂水区において第二神明道路北線(一般国道2号)、阪神高速道路湾岸線に接続し、明石海峡大橋を経て淡路島に渡り、淡路島を横断して鳴門海峡を経て鳴門市の一般国道11号に接続する自動車専用道路である。このうち、大鳴門橋は昭和60年6月に既に開通していたが、平成10年4月に明石海峡大橋が開通したことにより、神戸・鳴門ルートが全通した。

明石海峡大橋は、垂水JCT一津名IC間の35.6kmのうち、明石海峡をまたぐ全長3,911mの海洋架橋である。

明石海峡大橋の開通により、関西と四国は陸路により直結され、両経済圏においては、所要時間の短縮、移動の確実性の向上など様々な分野においてその効果が現れつつある。

 

神戸淡路鳴門自動車道の概況

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(出典)本州四国連絡橋公団

 

 

 

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