日本財団 図書館


図表1は、有効となった調査対象者のプロフィールをまとめたものである*7

 

図表1 調査対象者のプロフィール

055-1.gif

(注1) ( )内は%。小数点以下第2位を四捨五入したので、合計が100%にならない場合がある。

(注2) 若年カップルは、10・20代。中年カップルは、30・40代。高年カップルは50・60代以上のカップル。

 

(I) 住所地域

有効票286組の内訳は、神戸市内が76組(26.6%)、神戸市以外の兵庫県が93組(32.5%)、大阪市内が29組(10.1%)、大阪市以外の大阪府が36組(12.6%)、京都府が14組(4.9%)、奈良県が5組(1.7%)、その他近畿圏が5組(1.7%)、中国・四国地方が25組(8.7%)であった。その他、関東から2組、九州から1組であった*8

 

(II) 年齢

同水族園を訪れたメンバー829人の年齢構成を見てみると、10歳未満が223人(26.9%)、10歳代が45人(5.4%)、20歳代が235人(28.3%)、30歳代が156人(18.8%)、40歳代が70人(8.4%)、50歳代が50人(6.0%)、60歳以上が50人(6.0%)であった*9

 

(III) グループ種別

同水族園を訪れたグループ構成は、「家族連れ」*10が150組(52.4%)、10・20歳代の「若年カップル」が78組(27.3%)、30・40歳代の「中年カップル」が18組(6.3%)、50・60歳代以上の「高年カップル」*11が13組(4.5%)、「その他グループ」が17組(5.9%)、「個人」が10組(3.5%)であった*12。「家族連れ」の場合、10歳未満の子供を1人だけ連れているのが150組中81組(54.3%)であり、過半数を占めている。

 

(IV) 利用交通手段

同水族園への利用交通手段は、自家用車利用者が174組(60.8%)*13、公共交通機関利用者が107組(37.4%)、徒歩が5組(1.7%)であった。

 

*7 以下本文の%表示は、小数点以下第2位を四捨五入したので、合計が100%にならない場合がある。

 

*8 須磨海浜水族園が1996年10月に入場者に対して行なった調査(サンプル数906人)では、神戸市内が18%、兵庫県内が26%、大阪市が11%、大阪府が22%、中国・四国が8%であった。以下「1996年10月の調査」と記す)。1994年11月23日に須磨海浜水族館が行なった調査(サンプル数800人)では、神戸市内が25%、兵庫県内が27%、大阪市内が8%、大阪府が24%、中国・四国が14%であった。以下この調査を、「1994年11月の調査」と記す。

 

*9 「1996年10月の調査」では、10代が15%、20代が45%、30代が30%、40代が6%、50代が3%、60代以上が3%であった。「1994年11月の調査」では、10代が13%、20代が32%、30代が33%、40代が12%、50代が7%、60代以上が3%であった。

 

*10 両親ではなく、祖父母が一人又は二人で孫を連れてきている場合にも、家族連れとして集計した。

 

*11 あくまでも本研究における若年、中年、高年という3分類のためだけの基準であり、嵯峨座(1997)で定義されているような、人口統計上認識されている65歳以上を高齢者と呼ぶ分類とは異なる。

 

*12 「1996年10月の調査」では、「家族」が46%、「友人・知人」が37%、「団体」が7%であった。「1994年11月の調査」では、「家族」が55%、「友人・知人」が32%、「団体」が10%であった。

 

*13 「1996年10月の調査」では、「マイカー」利用が64.1%を占めており本調査と近い数字が示されている。「1994年11月の調査」でも、「マイカー」利用が63.5%を占めていた。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION