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(4) ボランティア保険

ボランティア保険は、登録の時点でボランティア全員が県の費用負担により強制加入を義務付けられていた。

(5) 災害ボランティア活動に関する組織と機能

「ボランティア班」は総合調整、各種情報の収集・伝達、物資調達のための調整、インターネットのホームページ及びテレホンサービスの管理、ボランティア保険に係る事務手続き等の業務を行った。

「ボランティア連絡事務所」は各種情報の収集・伝達、各市町村の被害状況の把握、宿泊施設の確保、健康管理対策等の業務を行った。

「ボランティア窓口」は、ボランティア活動のコーディネート、現場活動状況の把握、炊き出しの指示及び材料の調達、宿泊施設の斡旋、物資の出納等の業務を行った。

(6) 健康管理体制

県は地元医師会の協力を得て、すべての「ボランティア窓口」に医師を常駐させ、災害ボランティア活動に従事するボランティア達の健康管理に努めた。

(7) 物資の供給体制

油回収活動に必要な資材など、災害ボランティア活動に必要な物資は、「ボランティア窓口」及び「ボランティア連絡事務所」からの調達要請を「ボランティア班」が受け、対策本部内に設置された防災資機材部を通じ確保調整を行った。

 

 

 

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