機関
●ドック整備時には重要部分の組立て作業に立ち会い、組立てミスを防ぐこと。
●機関、機器の取扱、注意事項について、乗組員に教育、指導を行うこと。
●機関、機器のマニュアル、チェックリストにしたがった点検、取扱いをすること。
●航海中も機関室の適時の見回りを行うこと。
●航海中、エンジン音、振動、排気色、漏油、異臭などに注意すること。
●出航前の試運転、入港前の後進テストなどは確実に実施すること。
●定期的に警報装置の点検を行うこと、スイッチを切っておかないこと。
●プレジャーボートについては、出航前に必ず、燃料、潤滑油の状況その他の点検を行うこと。
●漁船については定期的な集団点検を実施すること。
船体
●船齢の高い船舶についてはドック時に入念な点検を行い、不良箇所の修理を行うこと。
●出航前及び定時のビルジの計測を行い、浸水異常の早期発見に努めること。
●天候悪化の前に、各部の点検、荒天準備を確実に行うこと。
●木材運搬船では、荷役時の外板への木材接触個所の点検を行うほか、積荷木材用スタンション及びラッシングの点検を行い、荷崩れを防ぐこと。