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この辞書(じしょ)を使(つか)う方(かた)へ

 

・この辞書(じしょ)は、主(しゅ)として日本(にほん)に定住(ていじゅう)しているラオス人(じん)が使(つか)うことを想定(そうてい)して作(つく)りました。日本(にほん)で生(う)まれたラオス人(じん)の子供(こども)たちが、祖国(そこく)の言葉(ことば)を学(まな)ぶうえでも役立(やくだ)って欲(ほ)しいと願(ねが)っています。

・見出(みだ)し語(ご)は、日本(にほん)で生活(せいかつ)するうえで必要(ひつよう)な言葉(ことば)を中心(ちゅうしん)に選(えら)びました。しかし、日本人(にほんじん)があまり知(し)らない言葉(ことば)でも、ラオスの生活(せいかつ)・習慣(しゅうかん)・考(かんが)え方(かた)に根(ね)ざした、ラオス人(じん)にとって必要(ひつよう)な言葉(ことば)も選(えら)びました。

・ 漢字(かんじ)は常用漢字表(じょうようかんじひょう)に基(もと)づいて表記(ひょうき)しました。しかし、ひらがな・交(ま)ぜ書(が)きではわかりにくいものは、例外(れいがい)として、常用漢字以外(じょうようかんじいがい)の漢字(かんじ)や、常用漢字表(じょうようかんじひょう)に音訓(おんくん)が示(しめ)されていない読(よ)み方(かた)も採用(さいよう)しました。漢字(かんじ)にはすべてルビをつけました。

・見出(みだ)し語(ご)の発音記号(はつおんきごう)は省略(しょうりゃく)しました。この辞書(じしょ)を使用(しよう)する人(ひと)が、主(しゅ)としてラオス人(じん)と想定(そうてい)したからです。品詞(ひんし)の表示(ひょうじ)は省略(しょうりゃく)しました。できるかぎり日本語(にほんご)の表現(ひょうげん)で判断(はんだん)できるようにしました。

・差別語(さべつご)や不快語(ふかいご)なども採用(さいよう)しました。通常(つうじょう)、日本人(にほんじん)は使用(しよう)しませんが、日本(にほん)で生活(せいかつ)するうえで知(し)っておいた方(ほう)がよいと判断(はんだん)したからです。

 

 

 

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