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[III] 出国斡旋要領

 

(1) 事前準備

 

FLT再確認

現在、主要航空会社では、従来要請されていた72時間前までのリコンファメイション(flight re-confirmation)は不要となっている。

特殊手配(車椅子・スペッシャル・メニューなど)については、必要に応じ再確認する。

 

ETDチェック

当該キャリアーのtime tableを入手するなりエアラインに電話で出発時刻(Estimated Time of Departure)をチェックし、併せて着地空港・到着時刻所要時間、機内サービス/ミールサービスなどの下調ベ。また当該FLTの搭乗手続きは、第一ターミナルか第二か問い正しておくこと。

さらに、途中で乗り継ぎがある場合のconnection time/flightについても承知しておく。

 

TRF碓認

空港までのトランスファー・バス/セダン/トラックの手配確認。

路線バス(リムジン/エアポート・シャトルバス)利用の場合は、その予約の要不要、並びに発着時刻のチェック。ホテル発の時間はFLT take-off timeの4時間前が目安。

 

TCAT C'IN

箱崎の東京シティエアターミナルでチェックインする場合は、まずその可否をチェックし、C'IN可能なエアラインであれば、C'INの最終時間を尋ねて、ホテルの出発時間の設定適否を検討。

 

客への事前案内

集合場所/時間とB/Cの案内。

刃物類はsecurity上、予めcheked baggageに入れておくよう事前案内。

 

ホテルへの依頼

B/Cリクエストをベルキャップと再確認。早朝出発の場合のM/CのRO. box b'fastが手配されている場合の受け取り方法/時間の確認。

 

査証チェック

日本から更に第三国へ旅行する旅客の場合は、その行き先国(例:中国)のビザを所持している事を確認。

 

ポーター手配

前日までに予約要 [ABCポーター:TEL 0476-34-8483]

 

GRP C'IN

荷物の行き先(final destination)をチェックしてバラバラの場合は、その仕分け方法を検討(色別タッグの活用など)。

大型団体の場合には、エアラインと協議して前日又は同日の朝にプリ・チェックインする方法も検討。

各航空会社によって特にグループのチェックイン方法が異なるので事前に十分相談して現場で混乱しないように手筈を整えておく事。(JALとANA、及び各々が提携しているエアラインのGRP C'INは、第二ターミナル出発階/3階ではなく、迷路のごとき階段をおりた二階のオフィスで行われる。(一度は下見が必要)

 

P.S.F.C.

成田空港での空港施設使用料(Passenger Service Facility Charge/俗にAirpoart Tax)は、現在ではすべての場合、航空券に組込まれている

 

 

 

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