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ケース・スタディ 3.

日本到着後に、帰国便の変更を言われたら ?

 

ICTガイドとして変更の手続きを代行せざるを得ない場合がある。まず、客の所持するAir Ticketが変更可能かどうかをエアラインに問い合わせる必要がある。(持参するか、コピーを送って確認)変更可能な場合(ノーマル・ティケット)は、その内容により次のケースが考えられる。

(1) 同一キャリアーで、日付変更

電話のみにて変更可能(念のため後刻、エアライン・カウンターにてステッカー処理(添付)してもらうと安心。

(2) 当該区間でキャリアー(時間変更)

オリジナルbookingのエアラインのエンドース(endorsement/裏書)が必要。

(3) ルート変更[例:NRT(BA)-LHR(SK)-CPHを変更してNRT(KE)-SEL(SK)-CPHにした場合]

変更便の予約が可能であることを確認した上で、まずinitial carrier(この場合BA)カウンターヘTKTを持参して裏書(承認)をもらい、変更するエアライン(この場合KE)のカウンターに出向いてエンドースされたTKTを提示して、仮予約しておいた便・ルートに変更してもらう。

この場合、sectorがオリジナルと異なってくるため、日本発のinitial carrierがre-routingで生じる差額計算をして、全く新しい航空券を再発行(re-issue)してくれる。(手続きに時間がかかる)生じた差額がオーバーする場合は、カウンターにて支払い、返金がある場合には、voucher(xo)が発行され、refundはオリジナル航空券の購入AGTに持ち帰って返金を受けることになる。

 

ケース・スタディ 4.

台湾の査証の取得方法とその必要性

出国フライトの再確認のため客のチケットを見たら、成田-台北の便であったので、台湾の査証をもっているか旅券でチェックしたら、無かった。どうすればよいのか ?

 

大至急、東京で入手しなければならない。本人出頭必須。

申請先:亜東関係協会 東京弁事処 TEL 03-3280-7800

東京都港区白金台5-20-2

 

 

 

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