8] 上記試験を3回行い、平均値を求める。
5) その他の型(この型のみムース化油の試験を加える。)
1] 油切りが適切に行われるような網目のバスケットを試験油の中に浸し、30秒間油切りさせたあと、バスケットの重量を測定する。
2] バスケットの中央に供試体を水平に置き、供試体が自由に浮くような深さまでバスケットを試験油の容器内に下げる。
3] 油を完全に透過させるため、5分間供試体を繰り返し試験油の中でかく拌する。
4] 試験開始から15分後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間油切りをする。
5] 油切りした状態で重量を計測し、バスケットの重量及び供試体の重量を引いて、吸油された油の正味重量を求める。
6] 計測終了後、再度バスケットを試験油の容器内に戻す。
7] 試験開始から24時間後、バスケットを引き上げ、吊り秤のフックにかけ、30秒間油切りをし、5] のとおり吸油された油の正味重量を求める。
8] 上記試験を3回行い、平均値を出す。
(9) 吸水性能試験要領
1) マット型
1] 水切りが適切に行われるような網目のバスケットを容器の中の試験水に浸し、30秒間水切りさせたあと、バスケットの重量を測定する。
2] バスケットの中央に供試体を水平に置き、供試体が自由に浮くような深さまでバスケットを容器内に下げる。
3] 15分後、バスケットを引き上げ、30秒間水切りをする。
4] 水切りした状態で重量を計測し、バスケットの重量及び供試体の重量を引いて、吸水された試験水の正味重量を求める。
5] 計測終了後、再度バスケットを容器内に戻す。
6] 試験開始から24時間後、バスケットを引き上げ、30秒間水切りをし、4]のとおり吸水された試験水の正味重量を求める。
7] 供試体が水中に没する等変化が認められた場合は、その状況を観察し記録する。
8] 上記試験を3回行い、平均値を出す。
2) ルース型
1] 供試体を作成したふるいと同じふるいを用意し、容器の中の試験水に浸し、引き上げた後、30秒間水切りさせ、ふるいの重量を測定する。(ここで使用するふるいは重量測定のみ)
2] 供試体が自由に浮くような深さまでふるいを容器内に下げる。
3] 15分後、ふるいを引き上げ、30秒間水切りをする。
4] 水切りした状態で重量を計測し、ふるいの重量及び供試体の重量を引いて、吸水された試験水の正味重量を求める。
5] 計測終了後、再度ふるいを容器内に戻す。