第4章 システムの表示画面
本システムは、導入時に当該地域の特性を考慮して運用条件を設定し、運用を開始します。また、運用期間中に蓄積された雨量観測データ及び入力情報は、再現シミュレーションや運用条件の見直しなどに効果的に活用されます。
本システムには、これらの作業を効果的に遂行するために様々な画面が用意されています。以下では主要な表示画面について解説します。
1. トップ画面(=メイン画面) (図4.1または図4.2)
本システム起動時に最初に表示される画面であり、本システムのメイン画面です。
(1) メニューバー
画面最上段に、本システムの全ての機能を集約した「メニューバー」を配しています。これらの「メニューバー」をクリックすることにより、メニューが表示されたり、関係画面ヘジャンプします。なお、このメニューバーは、トップ画面だけでなく全ての画面に表示されるようになっています。
メニューバーのうち、昨年度システムからの大きな変更である「再現」シミュレーション機能(★印)については2で、その他の小規模な機能変更(☆印)については3で説明します。
・危険予測指標雨量
・観測雨量
・運用時入力(☆)
・印刷
・ファイル管理(☆)
・補助(☆)
・再現(★)
(2) 危機管理テーブル
危険度とそれに対応してとるべき活動体制・活動内容等を表示します。メニューバーの下に「危機管理テーブル」が表示されています。現在の土砂災害発生危険度とそれに対応してとるべき活動体制・活動内容等を表示します。