あらすじ
ピアニャンは、博多生(はかたう)まれの博多育(はかたそだ)ちの、博多(はかた)の子猫(こねこ)です。当然(とうぜん)博多弁(はかたべん)しかしゃべれません。ピアノと遊(あそ)ぶのが大好(だいす)きなので、ピアニャンという名前(なまえ)になりました。
そのピアニャンが家出(いえで)をし、野良(のら)になります。理由(りゆう)ははっきりしています。お父(とう)さんがめでたく課長(かちょう)に栄転(えいてん)となったのですが、新(あたら)しい東京(とうきょう)の社宅(しゃたく)では、ペットを飼(か)ってはいけないというきびしいきまりがあったからです。
ピアニャンは卓上(たくじょう)ピアノを背中(せなか)に、泣(な)く泣(な)く家(いえ)を出(で)ます。
というのは、半分(はんぶん)うそです。実(じつ)は、ピアニャンは心密(こころひそ)かに野良(のら)に憧(あこが)れていたのです。身(み)の程知(ほどし)らずに自由(じゆう)を夢(ゆめ)みていたのです。ピアニャンは何故(なぜ)か渋谷(しぶや)を目指(めざし)します。きっとテレビやなんかで、渋谷(しぶや)は野良(のら)の街(まち)だと言(い)っていたのを覚(おぼ)えていたのでしょう。でも、見(み)るのと実際(じっさい)は大違(おおちが)いです……。
劇団(げきだん) 道化(どうけ)
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劇を見て、楽しかったこと、感心したことなど、いろいろあったと思います。自分の考えを原稿用紙3枚までに書いて下記へ送ってください。
◆期日
平成12年2月末日まで
◆あて先
〒156-0043東京都世田谷区松原2-39-10-30C
社団法人 日本児童演劇協会「感想文」係
◆賞
応募作品のうち、優秀と思われるものに、つぎの賞をさしあげます。
・個人賞 ・団体賞
◆発表
平成12年4月「児童演劇」誌上
・賞状および賞品は入賞者の学校あてに送ります。
心にえいようを !
人はからだのはたらきをよくするために
えいようのあるものをとります。
心をゆたかに美しくするために
本を読んだり、音楽を聞いたり、
絵を見たりします。
いい劇を見るのも、このためです。
いい劇は、いってみれば心のえいようです。
いまからお見せする劇を、たのしくあじわい、
たっぷりあなたのえいようをとってください。
社団法人 日本児童演劇協会
会長 内木文英
社団法人 日本児童演劇協会
〒156-0043 東京都世田谷区松原2-39-10-30C
TEL 03-3327-3241 FAX 03-3327-3154