あらすじ
動物村(どうぶつむら)の動物学校(どうぶつがっこう)のきつね先生(せんせい)のテストずきときたら、たいしたものでした。
その日(ひ)はちょうど、きつね先生(せんせい)のだいすきなテストのある日(ひ)でした。前(まえ)の晩(ばん)、おそくまでかかって問題(もんだい)を考(かんが)えていたきつね先生(せんせい)は、いつもよりねぼうをしてしまいました。
学校(がっこう)についてみると、運動場(うんどうじょう)はもう遊(あそ)んでいる動物(どうぶつ)の子(こ)ども達(たち)でいっぱいです。
「先生(せんせい)、おはようございます」
「うん、おはよう」
その時(とき)、どこからかドッジボールが“ぴゅー”っと飛(と)んできて、きつね先生(せんせい)の頭(あたま)に“ドン”とぶつかりました。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。頭(あたま)がちょっとガーンとしただけだ」といいながら、きつね先生(せんせい)はふらふらしながら職員室(しょくいんしつ)に歩(ある)いていきました。
いよいよテストの時間(じかん)です。
「ところでしょくん、今日(きょう)のテストは、都合(つごう)でやめにしたいと思(おも)う。今日(きょう)だけではない。これからはもうテストなどというものはこんりんざいやらないことにする…」
はて?さて?ボールがぶつかったきつね先生(せんせい)は、どうなってしまったのでしょうか?
劇団(げきだん) 風の子(かぜのこ)
感想文を送ってください
劇を見て、楽しかったこと、感心したことなど、いろいろあったと思います。自分の考えを原稿用紙3枚までに書いて下記へ送ってください。
◆期日
平成12年2月末日まで
◆あて先
〒156-0043東京都世田谷区松原2-39-10-30C
社団法人 日本児童演劇協会「感想文」係
◆賞
応募作品のうち、優秀と思われるものに、つぎの賞をさしあげます。
・個人賞 ・団体賞
◆発表
平成12年4月「児童演劇」誌上
・賞状および賞品は入賞者の学校あてに送ります。
心にえいようを !
人はからだのはたらきをよくするために
えいようのあるものをとります。
心をゆたかに美しくするために
本を読んだり、音楽を聞いたり、
絵を見たりします。
いい劇を見るのも、このためです。
いい劇は、いってみれば心のえいようです。
いまからお見せする劇を、たのしくあじわい、
たっぷりあなたのえいようをとってください。
社団法人 日本児童演劇協会
会長 内木文英
社団法人 日本児童演劇協会
〒156-0043 東京都世田谷区松原2-39-10-30C
TEL 03-3327-3241 FAX 03-3327-3154