IMFプログラムに対する批判
-- 均一的な内容
-- 厳しすぎる総需要抑制政策
-- 国の特殊性、文化を無視
-- 融資対象国の所有意識の欠如
-- 不適切な順序付け(構造改革)
-- プログラムの有効性への疑問
(多くのプログラムが未完了、国際収支や経常収支の目標などの対外均衡へ傾斜、低経済成長)
-- ショックアプローチ
IMF体制自体に対する批判
-- 危機を予測、回避できなかった(予測の能力、体制の限界)
-- サーベイランス機能(国際金融システムの安定化)の低下
-- 貿易取引の自由化、通貨の兌換性という公共財の提供とIMF協定の限界
-- 債権者のバンドワゴン現象(不完全情報)を低減する役割への疑問
-- 世界銀行や他の国際的な機関との業務領域の重複⇒混乱、無駄