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輸入対応型物流拠点の整備

増大する輸入コンテナ貨物等に対応するため、高度で効率的な荷捌き、保管に加えて、流通加工、輸入商品の情報処理や展示・販売等の複合的な機能を有する「総合輸入ターミナル」の整備が急務となっている。輸入貨物は国内市場への円滑な流通のために検査・検品・流通加工など様々な作業を伴い、輸出貨物に比べてもターミナル内での滞留時間が長いという特徴を有している。そのため、より迅速・効率的な流通がコスト低減の観点からも強く求められている。

このような状況をうけ、いわゆる民活法に基づく各種の支援措置等を活用して、総合輸入ターミナルの整備が、中枢・中核国際港湾や輸入促進地域(FAZ:Foreign Access Zone)等において、進められている。

 

 

 

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