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先進国における最新の高齢者対策−フランス・イギリス−

 事業名 少子・高齢社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


表5 高齢者(65-74歳)の貯蓄額(1994年)

069-1.gif

出所:社会保障省調査-Royal Commission(1999)で引用

 

3) 高齢者の就業状況

年金年齢(男性65歳、女性60歳)以上での就業者は、男性では7%、女性では8%のみと一割にも達していない。年金年齢前(男性50-64歳、女性50-59歳)についてみても、男性ではフルタイム就業は約半分のみで、自営業が15%と比較的多くなったことに加え、「求職活動なし」がすでに4人に1人となっている(表6)。「求職活動なし」の理由をみてみると、「病気や障害あり」は約2割だけで、7割強の人は「就業を望まない」と回答している(1998年)。一方、年金年齢前の女性の就業率は62%だが、1984年の55%から徐々に増加する傾向にある。このように、高齢での雇用は女性で増加傾向にあるのに対し、男性では早期からリタイアしてしまうという傾向がみられる。

 

表6 就労状況および就業意識(50歳以上:UK)

069-2.gif

出所:Social Focus on Older People(1999)

 

4) 高齢者の健康およびケア

まず、50歳以上の長期的疾患の原因としてもっとも多いのが「関節炎およびリュウマチ」で、千人当たり男性の137人、女性では214人が該当する(表7)。一方、高齢者の死因では女性の50-69歳層で「ガン」が最大死因になっている他は、全年齢層を通して心臓発作や脳卒中を含めた「循環系疾患」が最大死因となっている。また、全年齢層を通して女性の死亡率が男性のそれを下回っている(表8)。高齢者の日常生活での不自由さについてみると身仕度や洗面、食事、住居内移動などでは問題は小さいものの、入浴・シャワー、外出歩行、階段の昇り降りなどが1人でできない人が65歳以上で約1割あり、とくに80歳以上の女性で困難を感じている人が多くなっている(表9、表10)。

 

 

 

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