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先進国における最新の高齢者対策−フランス・イギリス−

 事業名 少子・高齢社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


図表27:高齢者世帯の家計における支出項目構成比(1989年)

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注:1]住宅ローン、光熱費など住に関するあらゆる支出

2]所得税、旅行費、ヘルパー雇用費など

出所:Insee

 

2 高齢者の生活の場

 

高齢者施設の入所者数は15年ほど前から増加しているが、年齢が高くなるにつれて施設入所者の割合が高くなるとはいえ、相変わらず在宅維持者の方が圧倒的に数が多い(65歳以上高齢者の94%)。

一人で生活している高齢者は多く、1990年の国勢調査では、65歳以上高齢者が一人暮らしである割合は30.5%(男性15.5%、女性40.3%)であった。男性の方が女性より平均寿命が短いために、75-79歳の年齢層では、女性が一人暮らしの割合は47.3%にもなっている(男性は16.7%)。自分の家あるいは近親者の家に住んでいる800万人近い65歳以上の高齢者のうち、100万人余りの人々は、誰かの世話を受けなければ日常生活が送れない人々である(1995年)15)

60万人余りの高齢者が、老人ホーム(62%)、高齢者集合住宅(26%)、長期入院施設(11%)施設などの高齢者施設に入所している(1994年)。高齢者が施設に入所する理由には、一緒に住む家族がいない、孤独感、自宅の生活が不便、不安感などがあるが、最も多い理由は要介護になったことである。高齢者施設の平均滞在期間は2年半で、集合住宅で平均滞在機関が最も長く(平均5年)なっている(1994年)。

施設に入る年齢は20年前から高くなっており、現在では入所時の平均年齢は、男性が79歳、女性が84歳となっている(1998年)。高齢者施設に入所している65歳以上の高齢者の割合は6.5%であるが、男性(3.8%)より女性(8.3%)の方が率が高い(1994年)。85歳以上の高齢者が施設へ入所する確率は、男性では17%であるが、女性では29%である。これは配偶者を先に失うケースが男性より女性の方が多いこと、第四世代になった時には、子どもも高齢になっているために世話をしてもらえないことが原因であろう。

 

 

 

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