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4. 高齢者の健康状態と要介護者の状況

行政院主計処の調査によると、高齢者の健康状態についての自己評価は、「良い」と答える者は45.4%、「あまり良くないが生活に支障はない」者が50.3%、そして、「寝たきり」の要介護老人が4.3%となっている。当然のことながら年齢が高いほど健康度は下がり、男女別では、男性の方が健康度は高く、寝たきり者の割合も低いという状況である。また、この状況は、台北市等都市部でも農村部でもほぼ同様である。

台湾家庭計画研究所が1996年に行った調査「台湾大都市の65歳以上高齢者の健康状況と居住状況」は、高齢者の実質的身体機能(ADL、IADL)と居住状況とを関連してみることができ、要介護老人に必要な施設や福祉サービスの需要を推計できるので興味深いが、この調査によると、台北市には、1996年時点で約5万人の重度の要介護老人と約9万人の軽度の要介護支援老人がいると推計される。また、重度要介護老人で一人暮らしの者は約3,800人おり、そのうち老人ホーム等施設に入所している者は1,700人余りで、2,000人余の者は在宅等と推計される。

 

表16 高齢者性別、年齢別健康状態(1993年)

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資料:行政院主計処「台湾地区老人状況調査報告」1994年。

 

表16付 高齢者の地域別健康状態(自己評価)

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資料:行政院主計処「台湾地区老人状況調査報告」1994年。

 

 

 

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