寄稿 ここが問題
元気なうちに後見人を選べる「成年後見制度」とは?
成年後見センター・リーガルサポート理事長 大貫正男さんに聞く
この四月、介護保険と並んで「車の両輪」となる「成年後見制度」がスタートする。現行の禁治産制度に代わって痴呆や知的障害などで判断能力が低下した成人を法的に保護、支援する制度で、法制化を後押ししてきたのは司法書士会だ。昨秋に設立された社団法人成年後見センター・リーガルサポート理事長で司法書士の大貫正男さんに、その狙いと介護保険との絡みなどを聞いた。
(聞き手/阿部まさ子)