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企業ボランティア

社長のアイディアをすぐに実行!

株式会社 パシャ

 

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(写真左から)加藤さん、稲荷さん、渡辺さん。

 

「われわれはとかく世間一般の人々から誤解を受けやすい業界にいる。その中で働いている者でもきちんとこういうことを考えているんだ、ということを形で示したい」

パシャという会社をご存じですか。学生時代、毎日のように通った雀荘、その麻雀屋の経営に近代的手法を取り入れて発展し、現在では全国に二四の直営店と三二のチェーン店を持つ全国でもめずらしい会社組織の麻雀クラブです。社会貢献活動に関心の深い栗原清社長のリーダーシップでボランティア活動にも熱心な会社です。今回は、常務取締役の加藤桂司さんと課長の渡辺憲男さんにお話を伺いました。

 

「路地裏の薄汚れた一室、たばこの煙が立ち込め、おばあちゃんが端の方に腰かけている。社長はこんな麻雀屋のイメージを変えたかったんですね。みなが安心して楽しく遊べるよう、ホテルのような明るく清潔な室内、常に新しい麻雀卓、エアコン、空気清浄器の設置などサービスの向上に力を入れ、従来の麻雀屋のイメージを変えようとしたんです」

この試みは成功、一軒また一軒と増え続け、現在、店はグループで五六店、年間に約六〇万人の愛好家が訪れるという。企業経営も軌道に乗り、社長は従来から関心のあった社会貢献活動にも情熱を注ぎはじめる。

 

 

 

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