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さわやかかわら版

その3

 

どこが利用しやすい?駅のバリアフリー度を格付け

―運輸省と交通エコロジー・モビリティ財団共同で

 

高齢者や身体障害者にとって使いやすい駅かどうか、運輸省と交通エコロジー・モビリティー財団が共同で、全国の駅の格付けを行うことが決定、学識経験者、障害者団体、高齢者団体、主婦連、事業者、一般専門家等、31人で構成された委員会の第1回目が去る4月8日に開催された。委員会で、評価の基準、誰が評価するか、どのように評価するかなどを今年中に決定し、来年年明けより、まず主要駅から評価に入る予定。ある程度の評価が終わった時点から順次ホームページでその結果を公表し、広く一般に情報を提供するとともに、鉄道会社や自治体の前向きな取り組みを喚起するのがねらいだそうだ。「何年かかるかわからないが、いずれ格付け自体がいらなくなるような社会になれば…」とは運輸省運輸政策局消費者行政課の話。さて、あなたの利用駅はどうだろう?

 

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(99年4月7日付 産経新聞)

 

 

 

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