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公的介護保険とふれあい社会づくり

特集 公的介護保険制度を考える

 

スモール イズ ビューティフル!

介護保険をきっかけに広がる宅老所・グループホームの輪

 

本誌先月号から取り上げている宅老所やグループホーム。全国津々浦々で活動に取り組む草の根グループが、このほど仙台で一堂に会し、体験と情報を交流し合った。参加者は定員を四〇〇人も上回る一二〇〇人。町や村の片隅に芽生えた宅老所やグループホームが介護保険を機に勢いづいている。その数は草の根タイプだけでも約六〇〇。合言葉は「スモール イズ ビューティフル」そして「地域密着」「家庭的」「市民参加」である。本稿では、これらの動きを介護保険制度とからめて追ってみた。

(取材・文/尾崎雄)

 

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全国痴呆症高齢者宅老所・グループホーム研究交流フォーラム'99。2月27日の基調ディスカッションより。

下は主会場となった東北福祉大学の「けやきホール」を埋め尽くした参加者。

 

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