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学校ボランティア

 

「ボランティアを考える日」の取り組み

東京都青梅市立第一中学校 教頭 岡崎美昭

 

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高齢者宅を訪問。自然に笑顔がはじける。

 

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それぞれ鉢植えを持ってふれあい交流。

 

本校では、平成三年度から生徒会が中心となってベルマークや古切手・古テレホンカードの収集、ユニセフや赤い羽根の募金収集活動、お年寄りへのお便り送付、多摩川のクリーン活動、一人暮らしのお年寄り宅訪問、ボランティア部の保育園・老人ホーム訪問など多種多様なボランティア活動を実践しています。しかし、これらの活動は単発に行われていたため学校全体の取り組みにまとめることが課題となっていました。

そこで、平成一〇年度より「ボランティアを考える日」を教育課程の中に位置付け、春と秋の土曜日に地域との連携を図りながらふれあいと共生の重要性について学んでいます。以下、各回の当日までの流れを簡単に示します。

 

●第一回ボランティアを考える日

平成一〇年六月六日(土)

 

ボランティアセンターに依頼しボランティア活動の実践者、地域の施設から講師を招き一七のコースを設定し生徒に講話と体験指導をしていただきました。

1]二か月前…実施要項決定、準備開始、2]一か月前…ボランティアセンター依頼、3]三週間前…コース決定、生徒希望調査、ボランティア団体講師依頼、4]二週間前…代表・担当者打ち合わせ、5]前日…コース別生徒集会、会場準備

 

 

 

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