日本財団 図書館


2] 機器間、機器と空中線間の接続電線の長さが最小となるよう考慮すること。

(c) 他機器との関係

1] 周囲に、ヒーター等の高温物がないこと。

2] 湿気の少ない場所を選ぶこと。窓際に設置する場合は、窓の防水を完全にし、また視界を妨げない構造、配置としなければならない。

3] 磁気コンパスからの安全距離を十分に確保すること。小型船の場合で安全距離が確保できない場合は、安全距離以内でも影響を与えないことの確認が必要であるので注意が必要である。

4] 操舵室内に特別な区画を設けず、送受信機を装備する場合、ケーブル等からの漏洩電波で他の機器に影響を与えることも考えられるので、無線機器メーカーの配置、取付工事要領書を十分に検討する必要がある。

(d) その他

1] 機器の配置は、操作、監視する者が容易に接近できるよう配慮のこと。

従来より、機種が多く、その形状寸法も多種となっているため、従来採用されていたラック形、コンソール形にすることは難しくなってきているだけに、狭いスペースを有機的にレイアウトする必要がある。

一例として、図3・8に示すように棚を設けて装備する方法もある。

2] 機器に接近するための通路は、幅700mm以上とするのが望ましい。

3] 通信卓等を設置する場合は、その高さは床面上から750mmを標準とする。

4] 通信操作の位置から、船内通信、連絡装置の利用が容易なこと。

5] 通信制御卓付近には、無線局免許状のほか必要に応じて事務机、椅子、時計、本棚、消火器、予備品格納場所(別の場所でも良い)等を装備、配置する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION