日本財団 図書館


必要なら取扱説明書に従って〔XTAL〕電流の読みが正常になるよう調整する。(図8・9参照)

 

146-1.gif

図8・8

 

146-2.gif

図8・9

 

8・3・4 CRTの交換

 

注意

1. CRTは取扱いに十分注意すること。乱暴に取り扱ったり、ぶつけたりすると爆発して破損することがある。

2. CRTは一人で抜くようにした方がよい。

(1) 表示器のふたとパネルを取り去る。(図8・10参照)

(2) アノードキャッブを外してアースに接触させて放電させる。(図8・11参照)

(3) CRTの先端のソケットを外す。(図8・12参照)

(4) CRTを止めているねじを緩め、指示器から外す。(図8・13参照)

(5) CRT取付け金具のねじを緩め、金具からCRTを外し、新しいCRTを付ける。このとき金具のつめにCRT面が当たるようにすること。(図8・14参照)

(6) 上記と逆の順序でCRTを表示器に入れ、取り付ける。

 

注意

新品のCRTと旧品の寸法が違うと、偏向コイルとCRTの間隔が変わる。この場合は偏向コイルの位置を調整する。偏向コイルの前後位置はコイルを保持している円形の金具の中央にある一本のねじを緩めて動かす。上下左右は表示器フレーム(上下のイモノ)を止めているねじを緩めて調整する(図8・15参照)

 

146-3.gif

図8・10

 

146-4.gif

図8・11

 

146-5.gif

図8・12

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION