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2.6 20mの高さから水面への投下に破損なく耐えること。

2.7 水深10mで5分間の水密性を保つこと。

2.8 45℃の温度衝撃においても水密性を保つこと。

2.9 生存艇と一体化されないSARTは水に浮くこと。

2.10 上記浮体の場合は、繋策に使用できる水に浮く索を備えること。

2.11 海水、油に耐えること。

2.12 太陽光の暴露に耐えること。

2.13 捜索に役立つ部分は黄又はオレンジの見やすい色であること。

2.14 生存艇の損傷を防ぐために滑らかな外形を有すること。

(3) SARTは96時間の受信特受けに続き、1kHzのレーダーパルス繰り返し周波数に対する連続送信応答8時間の動作に十分な電池を持つこと。

(4) SARTは-20℃〜55℃で動作するように設計すること。また、−30℃〜65℃の積付け温度で機械的な破損がないこと。

(5) SARTの空中線高は、生存艇に据付けた状態で1m以上あること。

(6) SARTの空中線の垂直面指向性及び装置の動水力学的特性は、荒天下における捜索レーダーに対して応答できるものであること。

空中線の水平面指向性は無指向性であること。送受信には水平偏波を使用する。

(7) SARTは決議書A477(12)及びA222(7)の、空中線高15mの航海用レーダーに対して10海里以上及び出力10KWの航空機用レーダーで高度 3,000フィートの場合、30海里以上の応答を行うこと。

(8) 技術的特性

SARTの技術的特性は、これに関連するCCIR勧告〔628〕によること。

(9) 表示

9.1 決議書A569(14)の一般要件に加え、SARTの外側に次頃を表示すること。

9.1.1 簡単な取扱説明

9.1.2 電池の有効期限

 

 

 

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