日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

通信講習用船舶電気装備技術講座(レーダー・基礎理論編)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


039-1.gif

図2・24 シンクロの原理

 

ただし、電動機の回転軸に重たい負荷が掛かっていると、この回転の追従にはある程度の遅れを生じ、追従誤差となる。そこで、この誤差を少なくするため、例えば、送る側の回転を歯車によって 360倍、すなわち、送る側の回転軸が1度回転するごとにシンクロが一回転(360度の回転)するようにし、シンクロ電動機側の回転も同じ歯車比で落とすようにすると、その歯車比(この場合は1/360)だけ小さくすることができる。

このほか、回転の角度を伝達する電気機器にはステップモータがある。このステップモータはそのモータに入力パルスが加わるごとにある定まった角度だけ、その回転軸が回転するもので、その方法には幾つかの種類がある。

 

2・19 サーボ機構

サーボ機構とは、ある物体の角度、位置、姿勢など、その幾何学的な位置を自動制御する技術を総称している。そして、サーボ機構の場合には入力信号に比べて出力の制御をする力が大きくなるのが普通である。いま、軸の回転に関するサーボ機構の原理を図2・25に示す。図は、入力軸がある回転をしたときに、それと同じ回転を遠隔の場所にある出力軸に、より大きなトルクを与えて伝える機構が示してある。入力回転角は、その軸に取り付けてある回転角度センサで測定をする。出力軸にも同様のセンサが取り付けられていて、この入力と出力のセンサの値は誤差検出器で比較され、両者の差に比例した誤差電圧が作られる。この誤差電圧はサーボ増幅器で増幅され、出力軸に結合されているモータ(サーボモータ)を回転させる。こうして、入力と出力のセンサの信号の差がゼロになるまで出力軸を速く回転させ、以後は入力と出力の両軸は同期をして回転を続けることができる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
357位
(34,974成果物中)

成果物アクセス数
32,430

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2022年8月20日

関連する他の成果物

1.通信講習用船舶電気装備技術講座(試験・検査編・中級)
2.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気装備概論編・初級)
3.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気艤装工事編・初級)
4.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気工学の基礎編・初級)
5.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気機器編・初級)
6.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気艤装設計編・中級)
7.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気装備技術基準編・中級)
8.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気計算編・中級)
9.通信講習用船舶電気装備技術講座(レーダー・装備艤装工事編)
10.通信講習用船舶電気装備技術講座(レーダー・機器保守整備編)
11.通信講習用船舶電気装備技術講座(GMDSS・基礎理論編)
12.通信講習用船舶電気装備技術講座(GMDSS・艤装工事及び保守整備編)
13.通信講習用船舶電気装備技術講座(GMDSS・法規編)
14.船舶設備関係法令及び規則(資格更新研修用テキスト強電用)
15.船舶設備関係法令及び規則(資格更新研修用テキスト弱電用)
16.船舶電気装備資格者名簿
17.都井岬灯台資料展示室写真
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から