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上部支持具の下端と炭化の開始点の距離が50mm以上で、かつ、燃焼が上部支持具下端から540mm以上下方に広がってはならない。

 

(8) 耐延焼性試験(耐延焼性ケーブル)

幅1m、奥行き2m、高さ4mで上部、下部に給排気口、後面と側面に断熱を施し、後面に高さ3.5m(幅0.5mと幅0.8mの2種類がある。)のラダーを取り付けた試験室のラダーに0.5〜1.0mmの金属線で試料数本(完成品から採取した3.5m以上の同じ長さで、本数は7×(試験片の長さ)を試料1m当りの非金属材料の総体積で除した値(0.5以上は1とする。)とする。)を取り付け、リボンタイプのプロパンガスバーナ(炎を出す面に242個の穴がある。)を試験室の床面から高さ0.6m上部に試料の前面から約75mm離して配置する。

バーナの炎をラダーの横桟の中間で、試料の下端から約0.5m上部の位置に当てる。(幅0.8mの幅広ラダーの場合は2つのバーナを並べて行う。)

40分経過後、バーナの燃焼を停止する。

延焼による損傷は、バーナの下端から上側に2.5mを超える高さに達してはならない。

 

2・8・4 復習問題(9)

 

(1) 半導体整流装置の耐電圧試験について述べよ。

(2) 半導体整流装置の温度試験の測定個所はどこか。

(3) 耐圧防爆構造の機器の試験にはどんなものがあるか。

(4) 本質安全防爆構造の火花点火試験について述べよ。

(5) ケーブルの導体抵抗の算定式について述べよ。

 

 

 

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