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(3) 計器類校正試験

所定の電圧、電流を通じ指示値を確かめる。

(4) 温度試験

主回路遮断器、開閉器操作回路に定格負荷電流又は定格電圧を加え、各部の温度を測定し、表2・20に示す温度上昇限度内であることを確認する。

(5) 動作試験

(a) 電磁接触器動作試験

規定電圧の85%〜110%以内で異常なく動作することを確かめる。

(JIS C 8325-83(交流電磁開閉器)参照)

(b) 継電器動作試験

接点は異常なく動作開閉することを確認する。

(JIS C 8325-83参照)

(6) 極性及び相回転方向試験

電圧計(直流)又は検相器によって極性又は相回転方向を確かめる。

(7) 表示灯試験

定格電圧において接点又は切換開閉器の操作などにより表示灯の点滅を確かめる。

(8) マグネット磁気騒音

定格電圧のもとで過大なうなりや振動のないことを確認する。

(9) 絶縁抵抗試験

高圧回路、定圧回路共に各極問充電部と接地間、高圧回路と低圧回路間の絶縁抵抗を500V絶縁抵抗計で測定し、1MΩ以上であること。

(10) 耐電圧試験

正弦波に近い50Hz又は60Hzの表2・19に定められた交流電圧値で1分間試験しこれに耐えることを確かめる。

なお巻線形三相誘導電動機の2次回路の試験電圧は表2・6によること。

 

 

 

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