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防水形の場合には3mの距離から、甲板防水形の場合には1.5mの距離から、ノズルの内径12.5?の管を用いて水頭10mの水圧であらゆる方向から15分間注水を行ない、機体内に水が浸入しないことを確認する。

 

2・4・16 復習問題(5)

 

(1) 誘導電動機の特性試験法の種類を挙げよ。

(2) 誘導電動機の特性を算定するためには、いかなる測定を行う必要があるか。

(3) 拘束試験の方法について述べよ。

(4) 円線図法について簡単に述べよ。

(5) 誘導電動機の温度試験の等価負荷について述べよ。

(6) 誘導電動機の超過トルク耐力試験について述べよ。

 

2・5 変圧器

 

2・5・1 試験項目

 

(1) 形式試験

(2) 受渡試験

(a) 構造検査

(e) インピーダンス試験

(i) 絶縁抵抗試験

(b) 巻線抵抗試験

(f) 無負荷試験

(j) 耐電圧試験

(c) 変圧比の測定

(g) 特性算定

(k) 誘導試験

(d) 極性及び角変位試験

(h) 温度試験

(3) 参考試験

(a) 騒音試験

 

2・5・2 構造検査

 

2・2・2で一般的な機械的点検事項として外観構造・寸法形状点検を示したが、変圧器内部及び外部構造・各部分の配置などを点検し、更に乾式にあっては防滴構造、油入式にては充てんされた油量・油洩れなどを点検する。これらは規定の動揺・傾斜に対しても油の流出など異常がないかを点検する。なお単相変圧器3台を同一箱内に納める場合は、各変圧器間に金属又は不燃性の仕切りを設け、かつV-V結線への切換えが容易にできるようにする。

 

2・5・3 巻線抵抗試験

 

2・2・3で示したように測定は、直流を使った電圧降下法かブリッジ法(10Ω以下のときはダブルブリッジがよい)によりすべての巻線及びタップについて行う。

 

 

 

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