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(b) 巻線抵抗試験 (g) 温度試験

(c) 絶縁抵抗試験 (h) 外部負荷特性試験

(d) 整流試験 (i) 速度特性試験

(e) 無負荷飽和特性試験 (j) 耐電圧試験

(3) 参考試験

参考試験には次の項目がある。

(a) 振動試験 (e) 超過トルク耐力試験

(b) 騒音試験 (f) 過電流耐力試験

(c) 過速度試験 (g) 損失試験

(d) 組合せ試験 (h) 効率試験

以上の各試験項目のうちから重要なものについて説明する。

 

2・3・2 機械的点検

 

(1) 一般的点検

2・2交流発電機の機械的点検項目(表2・2)を参照のこと。

(2) 主極・補極の極性検査

主極・補極の回転方向に対する配列は図2・15のとおりで、間違って接続されると電圧の不発生、整流不良などの現象が現れる。

 

143-1.gif

図2・15 極性

 

(3) 整流子振れの測定

十分注意されて工作されているので、一応問題がないと考えるが、絶縁物の枯れなどで発生することがある。

整流子振れは整流作用に大きな影響を与えるものであり、その振れの大きさは、指定値以下が望ましい。

(4) ブラシまわり確認

ブラシは指定された寸法・材質・ブラシ圧力・数量であることを確かめる。

 

2・3・3 巻線抵抗試験

 

一般的な測定方法は2・2・3に記述されているので、ここでは電機子巻線の抵抗試験方法について述べる。

 

 

 

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