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3・6 可動鉄片形計器

3・6・1 原理

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図3・8

 

反発形可動鉄片形計器の原理を説明する。図3・8(a)は断面図で、図3・8(b)は平面図である。

Fは固定コイルであって、これに被測定電流iを流す。Aは固定鉄片、Bは可動鉄片、うず巻きばねは制御トルク用である。今この作用原理を説明する。

 

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3・6・2 電流計

 

この形の電流計では、可動コイルに電流を流さないから、750〔A〕位までは励磁コイルFに流しうるので測定できるが、しかし、30〔mA〕以下の小電流では製作困難である。

 

 

 

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