日本財団 図書館


(1) 標準光伝送損失測定試験

(a) 使用測定器

1] 光源

2] 光パワーメータ

(光源及びパワーメータの代わりに、これらを一体化した簡易型計器(光パワーテスタ)の光源部及び受光部を使用してもよい)

3] 励振器(ダミーファイバ等)

(全プラスチック光ファイバは、励振器を省略してもよい)

4] 測定器用光ファイバコード

(b) 測定方法

標準測定方法は図13.2に示すとおりで、まず、光源と励振器を光パワーメータに接続して入射光(P1)を測定する。

次に、光源と励振器を被試験光ファイバケーブルの一端に続し、他端に光パワーメータを接続して、光ファイバケーブルからの出射光(P2)を測定する。

被試験光ファイバケーブルと両端の端末処理、接続を含めた光の伝送損失Lは、

〔P1-P2〕

で求められる。

 

214-1.gif

(注)1 被試験光ファイバケーブルが2心以上のときは、折返して接続してもよい。

2 光テスタを使用するとき、光源は光テスタの発光部、光パワーメータは光テスタの受光部とする。

図12.2 標準測定方法

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION