日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 歴史 > 地理.地誌.紀行 > 成果物情報

自然と文化 第63号「御幣」

 事業名 観光資源の調査及び保護思想の普及高揚
 団体名 日本観光振興協会 注目度注目度5


山陰地方の御幣……白石昭臣

◎I 機能からみる御幣◎

 

003-1.gif

1]水神幣。これまでの幣の上に置かれている(島根県仁多郡仁多町)

 

003-2.gif

2]大山祭りの大幣[左端](島根県隠岐郡布施村 勝部正郊撮影)

 

神々を招き祀る御幣

山ノ神の集り

年末や正月に山仕事に携わる人々の祭祀に用いられる御幣は、組ごとの場合は、やや大きな幣串を一本立てて、その周りに各戸分のやや小さな幣を置いて、神木や祠、当番宿で神事をいとなむ例が多く、この山ノ神と同系統の荒神を、(註1])豊穣や家内安全の目的で祈る場合も同様である。これが各戸のみで行う場合はやや小さな、長さ四〜五〇センチの幣串を一本立てるところが多い。水神の場合も同じである。(写真1])

だが、地区(旧村落)共同で行う山ノ神祭祀には、きわめて多くの幣をつけた大幣など特色をなすものが多い。おもな例を挙げる。

【事例】島根県隠岐(おき)郡布施(ふせ)村では、四月初丑の日を中心に、いまも村をあげての大山(おおやま)祭りを行う。長さ一〇メートルほどの二本の巨大な葛(カズラ)を山から切り出し、これを二本の山ノ神の神木に巻きつける威勢のよい山祭りであるが、祭りの中心は、帯締(おびし)めというこの葛巻きを伴う神事である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
194位
(32,630成果物中)

成果物アクセス数
61,565

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年10月17日

関連する他の成果物

1.二丈町姉子の浜の鳴き砂保全活用調査報告書
2.「玖島城址及び城下町武家屋敷街跡」調査報告書
3.「城下町彦根の町なみ?歴史的景観の調査と保存修景?」調査報告書
4.自然と文化 第61号「アジアの柱建て祭り」
5.自然と文化 第62号「瀬戸内を生きた人びと」
6.「下呂温泉まつり」ポスター
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から