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新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


先ほどの主婦の問題は、バウンドリーとの関わりでいうなら、彼女はアダルトチルドレンであったのです。父親が不倫をし、母親が彼女と大人のように関わり、自分の悩みの話し相手にしていました。したがって、子どものときから母親の顔色をうかがい、母親の機嫌がよければ安心し、逆に不安定ですと彼女も同じように不安でした。つまり母親との間にバウンドリーが築かれなかったのです。このような状態では、大人になってからでも、自分の夫や子どもたちとも共依存的な関係になり、自立ができません。特に、子どものバウンドリーの形成も大きな障害となってしまうのです。

また、怒りのコントロールができずに、暴力を振るってしまう場合は、自らのバウンドリーが継続的に侵されていることが多いのです。たとえば、子ども時代に親が支配的でほとんど自分の考えや意見が通らなかったとか、あるいは、職場では「ノー」が言えず、いつも「イエス」としか言えないため、家庭では定期便のように怒りを爆発させ、暴力も振るってしまうのです。このような人は、自分の意見や考えを冷静に考えることが非常に困難なことが特色です。

また、ワーカホリックの男性は、妻のうつ状態と娘の拒食症の問題で、自分のバウンドリー問題と直面しました。問題は家族だと確信していたのですが、実は、彼の家族(妻や子どもたち)との親密な関係の欠如に原因があったのです。仕事で連日遅く、ほとんど妻や子どもたちと過ごす時はありませんでした。妻のうつはまさに夫のこのような長年にわたる拒否的な態度にあったのです。それが影響して長女の拒食も始まりました。

この男性は、子ども時代にワンマン的な父親と神経質な母親のもとで育てられ、両親から受容されたという体験がありませんでした。特に、彼は子ども時代に決して「ノー」が言えなかったのです。親は子どもの「ノー」を反抗としか受け止められなかったからです。

 

 

 

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