*幸せを忘れた日本人
「日本は豊かになり過ぎて不幸を感じる機会が少なくなったから、幸せが一体どういったものであるのか分からなくなってしまっているのではないか。」との意見も出た。不幸を体験できないゆえ、今現在が幸せを感じるときであることが分からないのかもしれない。
「幸せ」とは数字で表すことができない。また、客観化することもできない。また個人個人の主観による相違も大きい。
「幸せとは何か」に対する問いに答えることが大切なのではない。幸せになることの方がはるかに大切だ。答えの出ない、しかも形而上学的な問いに惑わされていることは、「幸せになる」上では意味の無いことなのかもしれない。
「世界の常、無常をいつまでも求める人は、解答を得られない間に死ぬ。世界の常・無常に関わり無く、生・老・死・苦はあり、私はその制圧を説く。」(釈梼牟尼世尊)
(文責:長谷川 学)
帰国
9日間の日程は飛ぶように過ぎ、帰国のときが来てしまった。フィリピンで出会った、たくさんの人々は、それぞれの問題をかかえながらも、笑顔で日々を過ごしていたように思う。彼らの健康と幸せのために自分たちは何ができるのだろうか。そんな思いをもちつつ、私たちは帰国の途についた。
○今日の一言
本 庄:酒もないのに語ってしまいました。これからもよろしく。
木 村:国際保健に限らず、今後の人生に価値ある話ができました。みなさん、サラマ。
田 畑:皆さんに出会えて本当に良かった。一生の宝物になると思います。これからもよろしく。
福 地:会計パニック
天 川:どういう風にまとまるか心配していましたが、何とか形になっていくみたいです。楽しい研修をありがとうございました。
炭 谷:青い空、広大な平原、蒸し暑い空気、そこにすむ人々、働く人々、そして、仲間たちに感謝!!
白 石:福地さん本当に会計ありがとう。残りのPesoはBanco de Fukuchiに援助と思ったのに0.75Pesoしか残らなかった。
宗 村:皆さんこれからも長いおつきあいをしていきませう。幸せとは、健康とは、なんて久々に考えました。
鈴 木:私はこんなに素晴らしい企画に参加できた上に、こんなに沢山の良き友が得られて本当に幸せです!ありがとうございました。
山 中:フィリピンから帰るのは何となく名残惜しいような。皆さん、ありがとうございました。
山 本:少々飽和気味の私の頭・・・これから もぐもぐ消化していこう。みなさん今後とも仲良くしていきましよう。
堤 :空港へ向かうバスの中から見たマニラの街はとても印象深く自分の中に飛び込んできたような気がしました。総括ミーティングでみんなの意見を聴いて、なんて良いことを言うんだ、こんな人達と知り合いになれて本当に良かったと勝手に1人で感動していました。
水主川:あっという間ですが、充実した日々でした。私の"毒舌"と"一撃"が恋しくなったらご一報下さいませ。
長谷川:初対面の人をまとめることの困難さを楽しみました。最後のdiscussionも答えのでないテーマとなり不安を感じた人もいたかと思いましたが現実は答えのでない問題ばかりです。