日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

PFI契約の標準化

 事業名 地方自治情報啓発研究
 団体名 自治総合センター 注目度注目度5


3.6.4 3.2.5で述べられているとおり、当局はサービス提供開始日に先行して、各段階の作業を承認(たとえば、重大時点で承認を与える)してはならない。しかしながら、ある特定のプロジェクトでは、当局が未完のサービス提供(たとえば、未完成の建設など)を承認するのが適正な場合もある。主たる例を挙げるなら、以下のとおりである。

・ 道路建設プロジェクトにおいて、建設は完全には完了してないが、道路がある特定の安全基準を達成した時点で道路庁(Highway Agency)が通行を認める許可を出した場合。道路の最終的な承認は、事業者が未完の建設工事を完了した時点で行われ、支払方法は事業者が確実に工事完了のインセンティブを与えられるように体系化される。

・ 公共施設建設プロジェクトでは、建設工事のさしたる重要性のない部分が未完であるが、それが事業者のサービス提供能力に絶対的に必要ではない−これは特定の分野に絞って(たとえば造園工事など)か又はより一般的な記述を通して行われる(例えば、“deminimis defects,shrinkages or faults”)。当局はサービス提供を承認するかもしれない。これが承認されるのが契約締結の前であれ、後であれ、当局は支払方法を通じて、事業者が確実に未完工事の完了のインセンティブを与えられるようにしなくてはならない。当局の技術アドバイザーは、工事のいかなる局面であれば、サービス提供開始後に完成しても問題がないか助言すべきである。

・ ある特定プロジェクトにおいては、当局は最終的に全体的なサービス提供の一部にする責任を保持するであろうことから、故意にリスクの一部を保持する局面もあるかもしれない。

・ サービス提供が段階的に行われることになっているプロジェクト。この場合は支払いの導入にも適正な区切りを設ける(この場合もまた、インセンティブがある構造で)ことが適正かもしれない。

 

3.7 現行のサービス提供

 

事業者が、新たに請け負ったサービス提供とは別に、現行のサービス提供を引き継ぐ場合、認可/承認に関わる問題から、その他の問題が発生する。当局は事業者が新しいサービス提供を遅延せず予定通りに開始し、単に現行のサービスのみを提供することのないようなインセンティブを与える支払方法と終了補償を構築すべきである。この場合、当局にとっては運営の観点から新しいサービス提供の規定より、現行のサービス提供の規定がより重要である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら
競艇の収益金はあなたの街でこのように使われています



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
711位
(24,541成果物中)

成果物アクセス数
6,395

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2008年11月29日

関連する他の成果物

1.ふるさと環境シンポジウム報告書(埼玉開催)
2.ふるさと環境シンポジウム報告書(徳島開催)
3.ふるさと環境シンポジウム報告書(東京開催)
4.Revised Local Autonomy Law
5.地方財政制度に関する調査研究−地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査研究報告書−
6.大都市行政制度に関する調査研究報告書−大都市における公共投資のあり方(PFIを中心に)−
7.地方税制度に関する調査研究−少子・高齢社会にふさわしい地方税制のあり方に関する調査研究報告書−
8.自治だより 5月号 No.131
9.自治だより 7月号 No.132
10.自治だより 9月号 No.133
11.自治だより 11月号 No.134
12.自治だより 1月号 No.135
13.自治だより 3月号 No.136
14.「ジオラマ模型神戸コンテナターミナルリニューアルオープン」ポスター
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から