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一般に、船舶は2〜3年ごとの中間検査、5年ごとの定期検査を受けることが必要である。このうち、定期検査時には船底部外板の概観の点検もが必要である。巨大な浮体の場合、入渠が困難であるため、日本海事協会の石油備蓄基地の浮体に関する規定に基づき、浮体の構造部材を重要度・影響度によって分類し、検査診断時期を年次、2〜3年の中期、5年ごとの定期に分けて、構造の健全性・防食状態について検査を行うことになっている。この検査については、全数検査ではなく詳細に検査する代表船として扱われる順番が回ってくることになる。本調査研究におけるメガフロートの場合も、浮体構造物については、その部位の重要度・影響度によって、

i. 点検検査

・目視による年次検査

・目視や水中ダイバーによる2〜3年ごとの中間検査

・より詳細な5年ごとの定期検査

ii. 塗膜の補修や美観維持(3年ごと程度)

を行い、また、ドルフィンフェンダー部の点検を行うこととし、総経費用で概略年間1,000万円程度、50年耐用として総額5億円程度と考えられる。

 

(2) 費用内訳

上記の条件のもとでのメガフロートの建設費用は、以下に示すとおりである。

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注) 本積算は、「メガフロート技術研究組合」提供の資料によるものである。

 

 

 

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