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「伝統的観光地における観光経済構造の実態に関する調査研究」報告書

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


第4章 市場条件の検討

 

1 我が国の観光レクリエーションの一般動向

「平成10年度観光の実態と志向」((社)日本観光協会)より、近年の国内観光レクリエーション(日帰り・宿泊)の一般的動向を捉えると、次のような特徴が見られる。

○ 国民の観光レクリエーション志向は高く、バブル崩壊後にあっても参加率はそれほど低くはなっていない(図表4-1参照)。

○ 但し、「安・近・短」に象徴されるように、低廉で手近で、金銭消費より時間消費型の形態へ移行している。

○ 一方、各種パック旅行による料金の低廉化により、距離要因が効かなくなり、場所よりテーマや目的で全国を人が動き回る形態ともなっている。

○ 宿泊旅行目的では、温泉志向が非常に強い(図表4-2参照)

○ 旅行形態では「家族」と「友人」で70%近くを占め、小グループ化が顕著である(図表4-3参照)

○ 宿泊旅行の利用宿泊施設では、旅館の減少、ホテルの増加が顕著なパターンで、現状ではほぼ同じ利用率である(図表4-4参照)

○ 宿泊客の平均泊数は1.6泊で1泊当たり26,500円、日帰り客は8,300円の総消費額である。

○ これに対して、海外旅行は依然順調な増加傾向の流れにあり、かつ国内よりも安く動ける海外旅行が多くなってきている(図表4-5参照)

 

図表4-1 国民の観光レクリエーションの参加率と参加回数

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資料:(社)日本観光協会「観光の実態と志向」(平成10年)

 

 

 

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