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(6) 就業者数

就業者数は、15.7万人で、人口増加に支えられ全体として増加傾向にある。産業別には、第1次産業で減少し、第2次産業がほぼ横ばい、第3次産業は増加となっている。1995年、産業構造をみると、第1次産業4.0%、第2次産業21.9%、第3次産業74.0%となり、基地依存度の高い経済特性を背景に、第3次産業に偏重した就業構造となっている。とくに第3次産業ではサービス産業(46.8%)、卸小売業(33.9%)の構成比率が高く、第2次産業では建設業(74.1%)の比率が高い。また、第3次産業の比率がすべての市町村で5割以上を占めており、とくに、北谷町の80.5%、宜野湾市の80.0%、沖縄市の77.5%が高い比率を示している。さらに、勝連町、与那城町、中城村においては、第1次産業及び第2次産業の比率が他市町村より高くなっている。

 

図表 2-5 就業者数の動向

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資料:国勢調査(平成7年)

 

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