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受講者は、働きながら短い期間で9科目(特別講座受講者は10科目)もの内容を習得しなければなりません。そこでいかに時間を上手に使うかということがポイントになりますので、堅い決意で、毎日たゆまず勉強して下さい。

そこで、講師の先生から、学習を始めるに当たり、指導書の使い方やそれぞれの科目の学習目標について指針が示されるとともに、別表2に学習を進めていくうえでの目安となるよう日程表を添付してあります。受講者は、講師の先生の指導方針と日程表を参考に独自で無理のない計画を立てて勉強を進めて下さい。

 

3 指導書及び学習指導書

(1) 一般講座には、船舶計算、基本設計、船殻設計、工場管理、船体工作法、艤装、船舶関係法規の7種類の指導書があり、それぞれ学習指導書とセットになっています(艤装は、合本となっています。)。

通信教育は自学自習ですから、普通の教科書では学習上いろいろ困難を生じます。そこで、読んでわかるように特に工夫した独特な指導書になっています。学習指導書は、指導書の補助教材として更にわかり易く解説しています。また、各指導書の章ごとに、練習問題がついています。これは、自分で指導書の理解度を診断するためのもので、巻末に解答が付してありますが、これを見ないで学力テストして下さい。

(2) 特別講座では、FRP船建造技術指導書又はアルミニウム合金建造技術指導書が使われます。なお、学習指導書はありませんが、いろいろな資料が補助教材として添付されます。

(3) 各科目に使われる指導書は、別表3のとおりです。指導書は、一括して「船舶計算」の学習開始日の6月1日までに自宅あてに送付されます。

 

4 添削指導

指導書学習の成果をみるために、各科目に2回の添削問題があります。これは、別表2にある学習開始日までに送付しますので、指導書の学習が終ったら、定められた日までに解答を返信用の封筒で、当会に送付して下さい。提出された添削問題の解答は、担当講師の先生から、添削のうえ、講師助言が加えられ3〜4週間後に返却されます。これを添削指導といい、受講者の現在の学力や学習の進み具合などを見て、担当講師の先生が個人指導をするものです。受講者は、この指導を今後勉強するうえでの参考にして下さい。

 

 

 

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