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4.3 容器材質が測定値に与える影響

 

容器材質が測定値に与える影響については、本測定では、熱慣性補正前の発熱検出温度及びSADT値についても同じ結果を与えた。これについては、熱慣性補正も異なっているため、同一熱補正係数を与える条件下で再度試験を行う必要がある。

 

4.4 φ補正方法について

 

φ補正方法については、表7.に示したように、ARC解析ソフトとHUFF法では、HUFF法のほうがTNR及びSADT値を若干低く与えているが大きな差は認められないと考える。これは、本SADTの測定が特に単位時間あたりの発熱量があまり大きくない初期反応における発熱状況に注視しているためであり、自己発熱反応全体についての解析を行っていないことに起因していると考える。

両法の相関を図-4に示した。

 

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図4 Arc2000法とHuff法による解析結果

 

 

 

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