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資料No.4

 

圧力容器用鋼板(抜粋)

Steel Plates for Pressure Vessels for Intermediate Temperature Service

 

1. 適用範囲 この規格は、圧力容器及び高圧設備など(高温及び低温で使用するものを除く。)に用いる溶接性のよい熱間圧延鋼板(以下、鋼板という。)について規定する。

 

2. 種類及び記号 鋼板の種類は、6種類とし、その記号は、表1-1又は表1-2による。

 

表1-2 種類の記号(平成3年1月1日から適用)

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3. 化学成分 鋼板は、9.1の試験を行い、その溶鋼分析値は、表2-1又は表2-2による。

 

表2-2 化学成分(平成3年1月1日から適用)

030-2.gif

備考 1. 必要に応じて、表2-2以外の合金元素を添加することができる。

2. 焼入焼戻しを行わないSPV450及びSPV490の鋼板の場合、添加合金元素及び炭素当量については、受渡当事者間の協定による。

 

4. 炭素当量又は溶接割れ感受性組成

 

4.1 SPV450及びSPV490の炭素当量又は溶接割れ感受性組成SPV450及びSPV490の炭素当量又は溶接割れ感受性組成は、次による。

なお、炭素当量の適用は焼入焼戻しの鋼材とする。

(1) 炭素当量は、表3-1又は表3-2による。炭素当量の計算は、9.1の溶鋼分析値を用い、次式による。

 

 

 

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