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「危険物の安全運送に関する講習会」テキスト

 事業名 危険物の危険性評価に関する講習
 団体名 日本海事検定協会 注目度注目度5


資料7

危険物運送の基礎知識

 

1 危険物運送の基礎知識とは?

危険物の運送規則を理解する上で必要な基礎知識とは何でしょうか?

国連勧告のDangerous goods lists、危規則の告示別表等のいわゆる"危険物リスト"の各欄の標題として記載されている項目がそれらに該当します。すなわち「クラス(分類)」、「品名」、「国連番号」、「容器等級」、「容器包装」、「標札」、「船舶への積載方法」等です。これらの項目は、危険物が分類され、品名が特定され、包装が施され、標札が付され、そして運送される各工程で規則が要求している事項を明確に示しているので危険物運送の基礎知識を説明する上で良い指標となります。これらの項目を「クラス(分類)」、「容器包装」、「運送手続き」及び「運送」の4つに区分し、危険物の安全運送に関する講習会テキスト(以下「本テキスト」)を理解するための補助資料として危険物運送の基礎知識を説明します。

また、危険物運送で頻繁に出てくる用語を正しく使用することも重要です。別添1にそのような「危険物運送用語一覧表」をまとめましたので利用して下さい。

なお、ここでは危険物の個品運送の基礎知識に限定して述べることとし、船舶による危険物のばら積み運送については触れません。

 

2 危険物のクラス(分類)

危険物を運送する上では、危険物は危険性の種類によって9つのクラスに分類されます。若干のクラスを除き、一のクラスに該当する危険物はその危険性の大小によって3つの容器等級の1つに区分されます。また、一の危険物を特定する目的でクラス、副次危険性、正式品名、国連番号、容器等級がそれぞれ割り当てられます。

 

2.1 クラス番号及びクラスの定義

危険物は、その危険性の種類によって次のとおりクラス1からクラス9までに分類されます。各クラスは更に細区分されます。別添2「IMDGコードのクラスと危規則の分類及び項目」を参照願います。クラス番号は、危険性の大小を現したものではなく危険性の種類を現すものです。各クラスの定義は、危規則等に必ず定められていますが、一般的に比較的簡潔に抽象的に表現されています。その点国連勧告やIMDG コードには、クラスの定義が良く説明されていいます。別添3「クラスの定義要約及び関連用語等の説明要約」を参照願います。

 

クラス1-火薬類 ; Explosives

クラス2-高圧ガス ; Gases

クラス3-引火性液体類 ; Flammable liquids

クラス4-可燃性物質類 ; Flammable solids

クラス5-酸化性物質類 ; Oxidizing substances and organic peroxides

クラス6-毒物類 ; Toxic substances and infectious substances

クラス7-放射性物質等 ; Radioactive materials

クラス8-腐しょく性物質 ; Corrosives

クラス9-有害性物質 ; Miscellaneous dangerous substances & articles

 

 

 

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