日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

「危険物の安全運送に関する講習会」テキスト

 事業名 危険物の危険性評価に関する講習
 団体名 日本海事検定協会 注目度注目度5


その他IMOでは、「SOLAS '74条約」、「MARPOL '73/78条約」、「STCW '78条約」等を制定し、危険物及び海洋汚染物質を運送する船舶の構造要件、油及び海洋汚染物質の排出基準、乗組員の資格要件等を定め、事故の防止を図っている。

加盟国は、これらの条約、基準等を国内法に取り入れ船舶の検査を強化するとともに、入港船に対しポートステートコントロールを実施し、加盟国間においてお互いに監督することにより世界中を航行する船舶の安全と海洋汚染の防止に努めている。

また、各国政府は危険物の運送規則を制定し、荷送り人により適切に包装・表示された危険物を規則基準に基づき、適正に積み付けること、危険物の取り扱い方法について船舶乗組員及び作業員に周知徹底すること及び資格と経験を有する乗組員に危険物の性状、作業方法、災害発生時の措置、注意事項等に関する教育を行い、航海中及び停泊中を問わず安全運送を確保するための当直を行わせなければならないこと等、その他さまざまなものがある。これらのうち主要なものを次に述べる。

 

3.2 国内規制

危険物運送に係る法令としては、次に示すものがある。

なお、IMDG CODE第29回改正に伴い危規則も一部分改正され、平成11年7月1日に施行された。

イ) 海上関係規則

●危険物船舶運送及び貯蔵規則(略称「危規則」)

●港則法

ロ) 陸上関係規則

●消防法

●火薬類取締法(略称「火取法」)

●高圧ガス保安法(略称「高保法」)

●毒物及び劇物取締法(略称「毒劇法」)

これら規則に定める船長の義務についてその概要を以下に述べる。

3.2.1 危険物船舶運送及び貯蔵規則

危険物船舶運送及び貯蔵規則(以下「危規則」という。)に規定する船長等の義務としては、次のものがある。

イ) 船長

危険物の持込の制限、工事等の制限、荷役の立会い、危険物積荷一覧書の作成、標識の表示、危険物取扱規程の周知徹底、災害発生時の措置に関する情報の船内保管、運送中の安全措置、事故通報、積載方法、容器・包装等の基準適合性の確認、危険物相互の隔離、コンテナの積載前の表示・構造等の確認、特定放射性輸送物の運送の安全確認、外板/船倉/区画/甲板の表面における最大線量当量率の制限、立入制限区画の設定、被ばく管理、放射性物質の荷役後の汚染検査、特定放射性物質の運送の届出、特定危険物の積付検査の受検、その他

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
6位
(31,497成果物中)

成果物アクセス数
794,630

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年10月12日

関連する他の成果物

1.「危険物の海上運送に関する調査研究」報告書(別冊)
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から