日本財団 図書館


別紙5 一面剪断試験結果

 

本文の図4.2.1〜4.2.5に示した水分値と剪断強度の関係の解析結果を表R.5.1.1に示す。Gebe鉱、Tontouta鉱及びRio Tuba鉱に関する試験は平成11年度に、Pomalaa鉱及びBoakaine鉱に関する試験は平成10年度に実施したものである。平成9年度にもGebe鉱及びTeoudie鉱を用いて一面剪断試験を実施したが、これらの試験結果は、ニッケル鉱荷崩れ危険性評価試験法を開発する際の基礎データとして直接的には用いていないため、記載しない。なお、水分値は全て最大粒径6.7 mmの際の値である。

 

表R.5.1.1 剪断強度解析結果

061-1.gif

 

表5.1.1の基になる各試料の各水分値における剪断強度を図R.5.1.1〜R.5.1.30に示す。図の横軸は直圧力、縦軸は抵抗剪断応力であり、抵抗剪断応力を解析した時点における供試体の体積から求めた間隙比を"e"で示した。抵抗剪断応力としては、剪断応力が明確なピークを示す場合はその値を、明確なピークを示さない場合は剪断変位8 mmにおける剪断応力を用いた。直圧力と抵抗剪断応力の関係を直線で示した際の傾きが剪断抵抗係数、直圧力零に対応する抵抗剪断応力が粘着力である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION