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第5章 結言

 

本研究により、荷崩れ危険性の観点からばら積み運送に適さないニッケル鉱を判別するためのニッケル鉱荷崩れ危険性評価試験法を開発した。この試験法の開発により、従来は不可能であった荷役現場における貨物の剪断強度の評価が可能になった。このことにより、直ちにニッケル鉱の安全運送が達成されるものでは無いが、本試験法は安全運送に大きく寄与するものと自負している。

本研究の実施に際しては、日本財団より御支援を賜り、主たる試験は船舶艤装品研究所に委託した。また、IMO対応委員会特殊貨物部会委員各位にご協力いただくとともに、大平洋金属(株)、日向製錬所(株)及び日本冶金工業(株)にご協力いただいた。これらの方々及びその他関係各位に謝意を表する。

 

 

 

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