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第4章 代表円錐貫入力のクライテリア

 

4.1 試料及び基本的特性

代表円錐貫入力を決定するため、Gebe、Pomalaa、Boakaine、Tontouta、Rio Tuba積みの試料を用いて実験を実施した。各試料の真密度(固体密度)を表4.1.1に示す。

 

表4.1.1 試料の真密度

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粒径分布を図4.1.1に示す。なお、粒径分布は最大粒径を100 mmとした場合のものである。図において、横軸は粒径(対数)、縦軸は乾燥状態における通過重量百分率である。図より、ニッケル鉱は0.075 mm以下、即ち粘土に分類される粒子を多く含むことが分かる。また図より、3.3節で述べた円錐貫入予備試験で使用したBoakaine鉱は、大きな粒子を比較的多く含むものであると言える。

 

011-2.gif

図4.1.1 粒径分布計測結果

 

 真密度及び粒径分布のデータについては、別紙4を参照されたい。

 

 

 

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