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付録3 液状化Correspondence Group対応作業部会の活動

 

1 作業部会設置の経緯及び活動概要

平成6年度〜8年度の三カ年間で、SOLAS条約第VI章第6規則第2項の固体ばら積み液状化物質に関する要件の適用範囲の明確化を図るため、弊会の研究によりは液状化物質判別法が開発され、第2回IMO-DSC(DSC 2)小委員会に提案された。DSC 2では、各国とも試験法の内容を充分に検討していなかったため、審議はDSC 3に送られた。DSC 3においては、DSC 4においてばら積み貨物関係のWGが設置される予定であったことから、DSC 4において詳細に審議することとなった。DSC 4における検討の結果、液状化物質判別法の有効性を評価するため、日本をCoordinatorとするCorrespondence Group(C.G.)を設けて、さらにデータを収集することなった。このC.G.に係る必要な検討を実施するため、弊会IMO対応委員会特殊貨物部会の下に作業部会を設けた。

作業部会においては、Coordinatorから各国に送る各Circular Letter及びこれに対する各国のコメントを検討した。作業部会は、基本的には会合を開かず、太田主査(C.G. Coordinator)が各委員に連絡をとる形態とした。また、進捗状況については、適宜特殊貨物部会等で説明した。

以下に、各Circular letter及び検討概要を示す。

 

2 Circular letter No. 1

このCircular letterでは、Kick off letterとして、C.G.の作業内容、スケジュール、メンバーの連絡先等を確認するとともに、各国に必要なコメントを求めた。

OUR REF : CG-ELP 99-01

DATE : June 23, 1999

 

Correspondence Group on the Evaluation of the Liquefaction Potential of Solid Bulk Cargoes

 

Dear colleagues,

I would like to express my sincere thanks to all members of the correspondence group for your cooperation.

 

Enclosed with this letter is a list of action items for this round of correspondence, a proposed timeline and the list of current members of the correspondence group. Please review these documents and provide comments by 12 July 1999.

Best regards,

Susumu OTA

Encl: (1) Action Requested by the C.G.

(2) 1999 Timeline

(3) CG Members list

Enclosure (1): Action requested by the C.G.

 

 

 

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