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パネルディスカッションの開始に先立ち、コーディネーターの石教授から、出席者のプロフィールの紹介が行われた。

 

○石 コーディネーターを務めさせていただきます、石でございます。

本日は、多彩な顔ぶれの先生方のご出席を頂き、また、このように多くの皆さんのご参加を頂き、充実したパネルディスカッションが期待できそうに思います。どのような展開になるか、楽しみにしております。

では、始めるにあたり、パネリストの先生方に、今日のテーマについて、どのような観点からお話を頂くかについて伺いたいと思います。

 

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<石 教授>

 

○浅岡 今日は、環境政策を政府に問いかける市民団体としての立場でお話ししたいと思います。

97年に京都で開催されました国連地球温暖化防止京都会議、それを京都会議と呼んでおりますが、その会議に向けて多くの仲間達と政府の対策が遅れ遅れになっていることをアピールして参りました。京都会議の前には、まだ温暖化に関しては今ほど緊急な問題としては認識されていなかったのですが、その後2年を経て、このような場で公開で議論できるようになっている、この点は大変感慨深いところでございます。

 

○香川 自動車工業会の香川でございます。

地球温暖化の問題というのは大変重要なテーマとして、先ほど基調講演で本田の萩野専務さんもご説明されましたとおりでございますが、自動車工業会としても、日ごろから努力をしているところであります。

まず最初に、お断りした方がいいと思いますのは、私の立場でございます。壇上の先生方の顔ぶれをごらんいただきますと、私一人が、ちょっと異質な感じがするように思います。

 

 

 

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