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(6) 山崎雄士・長崎県田平町長(松浦鉄道)

鉄道への自転車持ち込みは環境保全だけでなく「体験型観光」にもつながる。遠距離の線的移動には自動車・鉄道、近距離の面的移動には自転車というエコロジカルな交通体系を確立すべきだ。それには交通環境の整備、駅前駐輪場の充実、駅構造の改善、ホテルなど民間施設との連携が必要である。

(7) 荒木時彌・熊本県大津町長(JR九州豊肥線)

今回のモデル事業は、鉄道の「利用しやすさ」を高めるための新しい試みとして大いに評価できる。今後は水前寺駅など利用者ニーズの高い駅での実施を希望する。駅構造の問題で実施がむずかしい側面もあるだろうが、ホームにスロープを設けるなど自転車持ち込みのための施設整備は高齢者や障害者のためのバリアフリー化にもつながる。

 

 

 

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